マイ・ホーム【不動産オーナー様向けブログ】Vol.9 不動産の管理をしていますか?

●資産の管理は問題ありませんか

これまで数回にわたりお伝えしてまいりましたが、オーナーの皆様の持つ資産はいずれ、次代の方に引き継ぐことになります。スムーズに引き継ぎが行われるような方法として、信託や、贈与、委任等をご紹介してきました。

 今回は、引き継ぐ財産の状況についてお伝えしたいと思います。突然ですが、皆様の財産の管理状況はどうでしょうか。


●資産の全容を把握していますか

残す側のオーナーの皆様は、ご自分の不動産や、預金、株券等の資産について、その全容を把握しておりますでしょうか。

  自分の財産であってもすべてを把握してはいない…

  自分はわかっているけれど家族には言っていない…

こんな状況にはありませんか?その場合には、なるべく早く対策をとることを、おすすめいたします。

 行政書士として、残された側の相談を受けた中で、多くの方が「どういう財産を相続するのかわからない」ということでお困りになっています。こんな思いをさせたくないですよね。


財産の管理は万全ですか

財産の全容を把握している方が次に気をつけるべきなのは、財産の管理です。特に建物等の不動産については、手入れをしないとどんどん劣化がすすんでしまいます。その結果、実際に引き継ぐ際には、ボロボロの「負動産」になっていた・・なんてことにもなりかねません。

 また、最近では空き家問題も深刻になっており、ほうっておくと自治体から「特定空き家」に指定されてしまい、固定資産税が通常の6倍になってしまうなんてことも…。

 橋場不動産では、空き家管理サービスをご紹介しております。


)負動産・・・負の財産のこと(造語です)



●まとめ

今回お考えいただきたいのは、次の2点です
 ①財産の状況を把握し、それを次代の方にスムーズに伝えられるようにしていますか
 ②財産の管理を適切に行い「負動産」にしない対策をしていますか

 次回は上記①②の対策の具体例をお伝えいたします

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投稿日:2021/05/31   投稿者:橋場 祐太